We can't win. But you can try.
アメリカのジャズ界で最高の栄誉である「ジャズ・マスター賞」を受賞し、
80歳を超え、未だに現役のジャズピアニスト 秋吉敏子さんの特集番組を見ました。
彼女の代表作に"Long Yellow Road!!"という曲があります。
アメリカの地でジャズ界では認められていない "日本人である彼女"(="Yellow")が
ジャズミュージシャンとして生きてきた苦しい道のりを表現した曲です。
"We can't win. But you can try."
秋吉さんの好きなアメリカの格言です。
直訳すると、「勝つことは出来ないかもしれない。でもトライすることは出来る。」
何に勝つか?・・・ 人に? 敵に?
自分が目指す理想に勝てるか?という意味合いでしょう。
理想には、簡単に到達できなくとも、努力することはできる。常に前進、それが人生。
そしてもう一つアメリカでの秋吉さんが耳にした言葉。
"Be kind to yourself."
秋吉さんは、自分の可能性に対して、優しくありなさいという意味で捉えていました。
一生懸命やらねば自分の可能性はわからない。
それをするのが自分に対する義務であリ親切であると。
Wishful Thinking !! (番組の中での秋吉さんの言葉です)