TGIM blog

Thank God, It's Monday ! 今週も仕事に取り組めることを感謝し(誰に?からは皆さん次第) そして、週スタートの節目を感じる為に、 週の初め月曜日に皆さんにメッセージを送る事とします。 (出張及びネタ切れでスキップあり)

セレンディピティー

今回も2014年のarchiveから。

 

"セレンディピティー(Serendipity)"

ペルシア寓話「セレンディップの三人の王子」から派生した言葉です。

 

=あらすじ=

セレンディップ王国は、凶暴なドラゴンに苦しんでおり、王が青年となった

三人の王子にドラゴン胎児を命じます。

旅に出た王子が次々と起こる偶然の出来事に対し、それぞれの場に応じた

察知力を発揮して、思いがけない発見をします。

最後は、黄金の鳥が現れ、ドラゴンを退治します。

その黄金の鳥は、「今でもときどき予期せぬときに見えるところまで降りてくのだが、

その姿は見上げる人にしか見えないという。」というセリフで終わります。

 

偶然の出来事は、誰にでも等しく起こりますが、

・旺盛な好奇心

・察知力

・待ち受ける心=準備された心

などがセレンディピティーのカギを握っています。

 

「偶然からモノを見つけ出す能力」の著者 沢泉重一氏は、

セレンディピティーの才能を向上する方法として、次の点を挙げています。

①「オヤッと気が付く感動」を待つ。

②そのような事象に出会ったときは「それを観察して記録を残し、ネーミング」しておく。

 (ネーミングは記憶に有効である)

③「課題の認識」を行い、それに関する連想が働きやすいようにする。

④「行動範囲を拡大し、情報交換」を積極的に行う。

⑤思いもよらない因果関係を明らかにすることになれば、

  それは発見であり、これを応用することから創造が生まれます。