TGIM blog

Thank God, It's Monday ! 今週も仕事に取り組めることを感謝し(誰に?からは皆さん次第) そして、週スタートの節目を感じる為に、 週の初め月曜日に皆さんにメッセージを送る事とします。 (出張及びネタ切れでスキップあり)

マインドセット

Harvard Business Review 20153月号より。

 

1970年代の初め、大学院生だったドュエックは、

子供たちが、どのように失敗に対処するのかを研究を始めていた。

ほどなく、「対処する」という表現が間違っている事に気付いた。

子供たちは、失敗に「対処して」などしていなかった。

失敗を「楽しんで」いたのです。

確かに、失敗がすべての終りだと考える子供たちもいます。

けれども、失敗は素晴らしいチャンスの始まりだと考える子供たちもいるのです。

 

現在、スタンフォード大学の心理学教授であるドュエックは、この二つの心のあり方を

「こちこちマインドセット(fixed mindset)」と「しなやかマインドセット(growth mindset)」

と呼んでいます。

「こちこちマインドセット(fixed mindset)」の持ち主は、才能とは一種の資質であり、

人々はそれを持っているかいないかのどちらかだと考える。

「しなやかマインドセット(growth mindset)」の持ち主は、困難をエンジョイし

学習意欲に燃え、常に新たなスキルの開発の可能性を探っている。

 

「しなやかマインドセット(growth mindset)」を持つCEOの象徴として、

ドュエックは、GEジャック・ウェルチを挙げる。

ウェルチは、経営チームのメンバーには、何千時間にもわたる訓練と

コーチングを施した。

この事実は、ウェルチが部下の成長の可能性を十分に認めたことを如実に示すものです。

 

「しなやかマインドセット(growth mindset)」を持つ組織は、社内から人材を探す傾向が強い。

一方、「こちこちマインドセット(fixed mindset)」の組織は、社外からの人材を求める。

また、「こちこちマインドセット(fixed mindset)」の人材選びは、候補者が持つ資格や過去の

実績を重視するが、

「しなやかマインドセット(growth mindset)」の組織では、潜在能力や学習意欲などに

勝ちが置かれる。

 

私たちのも「しなやかマインドセット(growth mindset)」のチームに作り上げて行きましょう。