TGIM blog

Thank God, It's Monday ! 今週も仕事に取り組めることを感謝し(誰に?からは皆さん次第) そして、週スタートの節目を感じる為に、 週の初め月曜日に皆さんにメッセージを送る事とします。 (出張及びネタ切れでスキップあり)

グローバル人材

ドストエフスキーの翻訳で有名な亀山郁夫さん(現 名古屋外国語大学学長)のコラムより。

 

タイトル: 未来のグローバル人材

 

亀山さんは、名古屋外国語大学の入学式で、学生に求めこととして

以下を訴えました。

① 英語

② もう一つの外国語

③ 世界の政治やアートについて語れる教養力

④ 言語や文化を異にする世界の人々に対する共感力

 

すでに成熟国の段階に入った日本の将来にとって、

イノベーティブな人材とは別に

新たなグローバル人材モデルの構築が不可欠である。

目指すべきは、世界の企業人からリスペクトされる

成熟した企業人です。

そしてその根幹に備えられるべき理念とは、多文化共生の理想である。

まさに他者を受け入れる寛容さを育てなくはなりません。

 

外国語を学ぶことは、異なる他者との不断の対話を意味します。

外国語を通して、言語や文化的背景を異にする人々の思考様式を学び、

彼らのアイデンティティーを受け入れ、同化しようと心がける。

まさしくその努力のなかに、本来養うべき批判的思考と他者への共感力の

源泉が潜んでいる。

国際ビジネスは、そうした健全な精神の持ち主同士の

フェアプレー精神で戦われるべきです。