リベラルアーツ
日経新聞(4/14)の「キャリアップ(学ぶ、磨く、育てる)」面より。
国内のビジネススクールのカリキュラムには、
「志」を培うという科目群があります。
自分が社長になったときにどうするか、
トップを辞めてから会社に何を残したいか
といったことを言葉にする。
自らがやるべきことを理解でき、
覚悟を決められるからです。
厳しい意思決定を迫られた際、志があれば、
判断の質が変わってきます。
カリキュラムには、文学、哲学、経済学史など
経営とはすぐには結びつきそうもない
テーマも並びます。
今は想定外のことが頻発に起きる時代です。
未知の状況で正しい判断を下す力を
身に付けるため、リベラルアーツ(基礎教養)は重要。
経験則が役に立たない場面に遭遇しても、
深い教養があれば適した対応ができます。