TGIM blog

Thank God, It's Monday ! 今週も仕事に取り組めることを感謝し(誰に?からは皆さん次第) そして、週スタートの節目を感じる為に、 週の初め月曜日に皆さんにメッセージを送る事とします。 (出張及びネタ切れでスキップあり)

セレンディピティー

"セレンディピティー(Serendipity)"

石田太郎著 「偶然力」で知った言葉です。

 

ペルシア寓話「セレンディップの三人の王子」から派生した言葉。

=あらすじ=

セレンディップ王国は、凶暴なドラゴンに苦しんでおり、王が青年となった

三人の王子にドラゴン胎児を命じます。

旅に出た王子が次々と起こる偶然の出来事に対し、それぞれの場に応じた

察知力を発揮して、思いがけない発見をします。

最後は、黄金の鳥が現れ、ドラゴンを退治します。

その黄金の鳥は、「今でもときどき予期せぬときに見えるところまで降りてくのだが、

その姿は見上げる人にしか見えないという。」というセリフで終わります。

 

偶然の出来事は、誰にでも等しく起こりますが、「旺盛な好奇心」、「察知力」、

「待ち受ける心=準備された心」などがセレンディピティーのカギを握っています。

 

「偶然からモノを見つけ出す能力」の著者 沢泉重一氏は、セレンディピティーの才能を

向上する方法として、次の点を挙げています。

①「オヤッと気が付く感動」を待つ

②そのような事象に出会ったときは「それを観察して記録を残し、ネーミング」しておく。

(ネーミングは記憶に有効である)

③「課題の認識」を行い、それに関する連想が働きやすいようにする

④「行動範囲を拡大し、情報交換」を積極的に行う

⑤思いもよらない因果関係を明らかにすることになれば、それは「発見であり、これを

応用することから創造が生まれる」

 

私たちの商社としての仕事にも通じます。

皆さんもセレンディピティーを磨きましょう