TGIM blog

Thank God, It's Monday ! 今週も仕事に取り組めることを感謝し(誰に?からは皆さん次第) そして、週スタートの節目を感じる為に、 週の初め月曜日に皆さんにメッセージを送る事とします。 (出張及びネタ切れでスキップあり)

古田敦也さんの講演

古田敦也さん(元ヤクルトのプロ野球選手)の講演会に参加しました。

古田さんの講演でのKey wordです。

 

◆変化 → 成長 & 進化

   成長には、変化が必要。変化をする事により、進化する。

   一流選手は、常に新しい技術を取り入れ変化にチャレンジしている。

   変化を怠るもの、変化を怖れるものは、成長できない。

   変化する為に、新しい技術をTryする。Tryしてダメであれば、元に戻せばいい。

   また、変化 = 仕事場所の異動ではないとも。

   古田選手のように同じ場所(ずっとヤクルト)でも、ファンの期待に応える為、

   プロとしての責任(=プレッシャー)を果たす為、毎年、毎年、変化を実現してきたと仰っていました。

  

耳順(じじゅん)

   野村監督のヤクルト監督 着任初日(当時 古田選手はプロ一年目)に選手に伝えた言葉。

   成長、変化のヒントは、自分の回りに常に沢山あるが、耳に入る助言、情報を活かせない選手が多い。

   "耳"に入った情報に"順"(=したがう)ずる事を出来ないものにプロとしての資格なし。

   <耳順とは>

   『論語』為政篇、孔子が自身の生涯を語ったことば

    「吾十有五にして学を志し、三十にして立ち、四十にして惑わず。五十にして天命を知り、六十にして耳順(したが)う。

    七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」から。

 

◆仕事の三原則

   これも野村監督のミーティングでの言葉。

   仕事の三原則 = 「計画」、「実行」、「確認」

   マネジメントサイクル(PDCA)とほぼ同じですね。

    P:Plan(計画)

    D:Do(実行)

    C:Check(確認)

    A:Act(改善)

   古田さん曰く、計画=準備であると。

   フィジカル面の準備、メンタル面の準備、戦略の準備をプロとして取り組むこと。

 

◆結果

   結果の為には、すべき事をするだけ。

   結果がほしければ、結果を気にしない。

   アプローチに全力を尽くし、結果を求めない。結果は、後で、結果として現れる。

   重要なチャンスで結果を出せないダメな選手。

   ・手が出ない = 最もダメ(結果を気にしすぎる余り、慎重になってバットを出せない)

   ・何でもフル = これもダメ(手が出るのはいいが、何も考えずボール球でも振ってしまう)

   「すべき事をする」「狙い球を絞る」ことが出来る選手が結果を出せる。

   要するに頭の整理(=準備)をする事。

 

◆No excuse

   出た結果に対しては、言い訳をしない。

   これがチームメイトの信頼を得る為のプロとしての条件。

 

私たちの方針にも重なる事、改めて、考えさせられる事が沢山あり、非常に面白い講演でした。